どうも、Doga(@DogadogaTv)です。
本記事は日記です。今日、TEDで面白い動画を見つけました。
もともとはYahooのニュース記事を読んでいて掲載されていたものなのですが、TED側の方から以下添付しておきます。
スコットさん曰く統計では80%の人が自分の仕事を楽しんでいないそうですよ。マジかいと思いました。
17分くらいの動画ですが日本語の字幕もありますのでぜひご覧ください。
[ted id=2332 lang=ja]
この動画を観ていて個人的に興味を持った箇所を以下日本語字幕から引用します。
単純な質問を 1つしていただけです 「なぜ今の仕事をしているの?」 よくある答えは 「誰かにそうすべきだと言われた」 というものでした それで気付いたのは 多くの人が誰かに登れと言われた 梯子を登っているだけで それは間違った壁に かけられているかもしれないし そもそも壁さえないかもしれない ということです
この「誰かにそうすべきだと言われた」というあたりが一番怖いと思います。
この「誰か」がとてもくせ者なのです。
僕たちも日本で同じような経験をしていませんでしょうか?
「大学を卒業したら就職するもんでしょう?」 「金融系は人気あるし、安定しているよね?」
僕はこの「誰か」というのは社会のことだと思います。世間一般の声です。
世間一般の声というのは歴史的に生まれた言説や、メディアが火種となりブームとなる言説などです。
一定の支持層を持つ言説は大きなパワーとなります。そして「社会」という形を成すようになります。
歴史的に語り継がれているということは、やはりそれらの言説は事実だったのでしょう。
しかしこの先事実かどうかは分かりません。「過去に賭けるか」「未来に賭けるか」でしょうか?
自分で考えることを避け、出来る限りリスクを避けたい人は「過去に賭ける」でしょう。
自分で考えることを選び、自分で新たな可能性を作りたい人は「未来に賭ける」でしょう。
僕はどちらともあっても良いと思っています。
ただこれだけ異なった考え方があるということは知っておくべきだと思います。
その上で自分でどちらを選択するか決断する方がよっぽど重要です。
このTED動画を観た後、この議論に更にこんなことを付け加えたくなります。
「今人生を楽しんでいますか?」
当然人生は楽しいことばかりではなく辛いこともあります。
「今はとてつもなく辛いけど、必ずこの先幸せが待っている!」
と盲信して心身を削りながら働いている人もいるでしょう。努力や忍耐はとても重要です。
ただ僕は若いうちはもう少し「楽しい」と思う方に進んでもいいのではないかと考え直すようになりました。
当然楽しいと感じる理由があってこそだと思いますよ。説明できなければ僕は信じません。
ただ若いうちにこの「楽しい」と思える直感を大事にしなければ、何十年後どうなるんでしょうか?
「挑戦に年齢は関係ない」と人はよく言います。僕も関係ないと思いたいです。
ただ僕の意見としては年齢は関係すると思っています。この理由には一般的に2つ側面があります。
1つは社会的な自分のステータスです。ある程度年齢を重ねると会社内の身分が上がるでしょう。
また家族を持つようになるかもしれません。すると挑戦によって他の人を巻き込む可能性が上がります。
一人で済む挑戦であれば問題ないのです。
ただここで語る挑戦というのは今まで安心感を得ていた環境を飛び出すような大きな一歩のことです。
とすると周囲に影響を与えずというのは難しいでしょう。
もう1つは失敗に対する感覚です。人は年齢を重ねると失敗を恐れるようになると思います。
慣れというのは怖くて、年齢を重ねて同じ環境に長く居座ると環境にすがるようになります。
感受性や価値観が柔軟な若い人たちははこの違う環境に放り出されてもうまく適応できる可能性が高い気がします。
しかし年齢を重ねるとこの急な環境変化に対応しづらくなるのではないでしょうか。
異なる価値観や考え方を素直に受け止められないのです。
もしかしたら「経験」という別の要素がその人の価値観や考え方を強く支えているからかもしれません。
少なくとも僕は前職の「経験」上そんなことを思うようになりました。あ、支えられている 笑
だからこそ僕は若いうちに荒波に揉まれてでも異なる環境に飛び込むことを推奨します。
異なる環境に適応するための素地を若いうちに備えておけば、歳を重ねても適応できるのではないかと推測しているからです。
僕もまだ(もう?)28歳ですが、今後身をもって自分の仮説を検証していきたいと思っています。
だからこそワーホリで海外に出たというのもあります。