どうも、Doga(@DogadogaTv)です。
先日ようやくファミリークラスでの永住権の申請に必要な書類を揃い終え、発送を完了しました。長かった…。
まぁ本当に長いのはこれからなのですが…。
連載を書かせて頂いている「Cheer up! English」さんの方で必要書類などは纏めさせて頂いているので、興味のある方はそちらもどうぞ。
▶︎Cheer up! English「カナダ永住権申請 婚姻後に必要な書類」
しかしファミリークラスで永住権申請をするにあたり、結構色々な書類を取り寄せました。
申請書とは別に準備したものだけでざっとこれだけあります。
【取り寄せなど準備が必要な物(国外申請)】 ・Marriage Certificate原本 ・出生証明書 ・戸籍謄本、改正原戸籍 ・戸籍謄本、改正原戸籍の英語翻訳 ・無犯罪経歴証明書 ・健康診断受診の証明書 ・顔写真 ・永住権申請費用の支払い済み証明
そしてそれぞれ物によっては発行するのに結構なお値段がするのです。
そこで本日は、ファミリークラスの永住権申請をするにあたりかかった総費用と、取り寄せにかかったおよその期間をまとめたいと思います。
同じくカナダで結婚のご予定がある方、そしてファミリークラスで永住権申請を予定されている方はぜひ参考にして頂ければと思います。
※ただこちらはあくまで僕の申請のケースですので、書類内容、金額、所要期間は人によって異なる可能性があります。またCICのサイトは頻繁に変更がありますので、申請前は必ず自分自身で改めて一つ一つ調べるようにしてください。
それでは、どうぞ!
目次
Marriage Certificate原本 -$15
オンタリオ州で結婚をすると結婚証明として「Record of Solemnization of Marriage」という仮の証明書をもらえますが、永住権の申請にはそれとは別の「Marriage Certificate」という証明書が必要となります。
この証明書は結婚式を挙げたのちに自分で申請をしなければ取得することができません。
しかも発行申請は式を挙げてから約8週間後であることが推奨されております。
ただ申請自体は早めにすることは可能で、時期によっては8週間経たずとも発行されるケースがあるとのことで、僕は式を挙げた約10日後に速攻申請してしまいました。笑
この申請にかかった費用が$15。
ちなみに式の日が7/15、申請日が7/26で、証明書が届いたのが9/14なので、実質所要時間は式当日からは2ヶ月、申請をしてからは1ヶ月半といったところでしょうか。
出生証明書 -$12
こちらはトロント領事館で申請をすれば発行してもらえます。
ただその際にパスポートだけでなく戸籍謄本が必要となるので、これは事前に取り寄せておく必要があります。
値段は$12で、発行までにかかる所要時間は約4〜5日。
ちゃんと英語で発行されますのでご安心を。
戸籍謄本、改正原戸籍 -$42(3300円)
こちらは日本から取り寄せる必要があります。僕は日本にいる親に代理発行と郵送をお願いしました。
出生証明書の申請時に戸籍謄本を使うので、僕は戸籍謄本は4通、改正原戸籍は2通と、通常より多めに発行しました。
ただもちろん日本語で発行されますので、こちらは英語への翻訳が必要となります。
費用は戸籍謄本は450円/1枚、改正原戸籍が750円/1枚(だったはず)。
所要時間は申請方法によって変わるようですが、約1週間ほどかと。
戸籍謄本、改正原戸籍謄本の英訳 -$163.18(12,400円)
発行してもらった戸籍謄本と改正原戸籍の翻訳を専門の方にしてもらう必要があります。
僕が利用した翻訳会社は別の人のブログで見つけた「格安翻訳のトランスゲート」さん。
見積もり後に、発行された書類のPDFを送ればすぐに作業に取り掛かってくれます。
最後は翻訳した証明となる一筆文章も付け、追加料金を払えば国際発送もしてくれるので助かりました。
値段は他社と比較していないので分かりませんが、とにかく作業が早く、7/11にPDFファイルの納品と支払いをし、7/16には完了の連絡をもらいました。
対応も丁寧で安心して任せることができましたね。
以下、請求書。合計12,400円です。
無犯罪経歴証明書 -約$45
トロント領事館で発行依頼をします。
領事館でパスポート、追加のID、利用目的を証明する書類と申請書を出すとそのまま指定の指紋取得会社へ誘導されます。
そこで指紋をとり、また領事館へ戻り申請料を支払えば依頼の完了です。
依頼時に受付の方から発行して2ヶ月後に確認の電話をするよう言われますが、証明書が届いた時点でなぜか発行日より1ヶ月過ぎています。
移民申請時の無犯罪経歴証明書は有効期間が3ヶ月だったはずですので、証明書を手にした時点で既に2ヶ月しか残っていないという不条理。
どうやらこれはデフォルトのようで、みんな同じようです…。何でなんだろう。
申請料は特にかかりませんが、指紋の取得で確か$45くらいかかった気がします。
健康診断の受診 -$280
健康診断はCIC指定の機関で受ける必要があります。
値段は機関によって若干異なるようですが、相場は$250-$300辺りかと思います。
僕が受けたのはLyndon F. Mascarenhasという医師にかかりました。
Clairhurst Medical Centre, 1466 Bathurst Street (at St. Clair), Suite 305
予約の依頼メールを送るとわずか10分ほどで確定のメールが返ってきますし、ウェブサイトの内容もシンプルで分かりやすく良い印象でした。
受診した当日に受ける内容は、このお医者さんと体調についての「お話」と、X線検査、血液検査、尿検査のみです。
とても気さくなお医者さんで、僕がファミリークラスの国外申請だと伝えると「じゃあこの証明書を一緒に送ることを絶対に忘れないように!」と念押ししてくれ、対応には慣れているようでした。
この医者の一筆が入った証明書を他の提出書類と一緒に送る必要があります。
あとは受診から5営業日でCICに結果が送られるそうです。ちなみにお値段は$280。
顔写真 -$24
僕の場合は健康診断を受ける際の1枚と、書類提出用の2枚とで合計顔写真が3枚必要となります。
ただ提出用写真のサイズや撮り方も少し指定があるのでビザ関連の写真スタジオで撮ってもらった方が何かと安心。
ということで僕はこちらで撮ってきました。
Adina Photo , A-3 Grosvenor St, Toronto ON M4Y 1A9, Canada
スタジオと呼べるのか?というような店内にある椅子に座ってその場ですぐに写真を撮ってもらいます。
最初は少し不安でしたが、やはりこちらも移民絡みの写真撮影は慣れているようで、指定の仕様に加工した後、写真はその場ですぐにもらえます。
お値段は$14/2枚。3枚必要だったので追加で$10払い、2セット(4枚)もらって合計$24となりました。
永住権申請費用の支払い -$1,040
最後に一番費用が高い永住権の申請費用です。
細かい話をすると、Sponsorship Application費用(スポンサーとなる方の審査にかかる費用)が$75、Principal Applicant(永住権の申請者)の申請費用が$475、ビザ発行料が$490で合計$1,040かかります。
永住権申請者の申請費用とビザ発行料は後で支払うということでもできるようなのですが、先にスポンサー審査の費用と合わせて払っておいた方がプロセスがスムーズに進むようです。
まとめ(総額)
とうことで、永住権申請に総額として以下費用がかかりました。
※送料・備品費用は除いております。
項目 | 費用 | 取得までの所要期間 |
Marriage Certificate原本 | $15 | 約2ヶ月(状況で左右します) |
出生証明書 | $12 | 約5日 |
戸籍謄本、改正原戸籍 | $42 | 約1週間(郵送期間除く) |
戸籍謄本、改正原戸籍の翻訳 | $163.18 | 約5日(郵送期間除く) |
無犯罪経歴証明書 | $45 | 約2ヶ月 |
健康診断受診の証明書 | $280 | – |
顔写真 | $24 | – |
永住権申請費用の支払い済み証明 | $1,040 | – |
合計 | $1,621.18(約12万3,303円) | – |
こう改めて整理してみると結構な金額ですねー。ただこれは永住権に関わるとても重要な手続きです。
もはや値段が高い、安いの話ではないかもしれませんね。
あとは書類が無事に受理されて、追加書類なく審査が進むことを祈るのみです…。
あぁ、不安。
Doga
One thought on “ついに永住権の申請完了!これまでにかかった費用のまとめ”
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