どうも、トロント在住のDoga(@DogadogaTv)です。
ようやくこちらの冬も終わりに近づいてきており、少しずつ暖かくなってきました。ということで先日初めてモントリオールへ3泊4日の旅行にいってきました!
トロント周辺はたまにでかけることはあったのですが、長距離旅行はカナダにきてから初めてです。
モントリオールといえば「フランス語」ですよね。モントリオールがあるケベック州はカナダの中でも特殊な地区で、カナダ国内で唯一フランス語を公用語として認めています。
まったくフランス語を話せない僕ですが、せっかくカナダにいるのだからモントリオールくらいはいっておこうということで、3泊4日という限られた滞在期間で組んだ僕たちの旅程をご紹介したいと思います。
僕たちのように短い滞在期間でモントリオールを楽しみたいという方は参考にしてもらえればと思います。それでは、どうぞ!
モントリオールという地域の背景
まず知らない人のために「モントリオール」という地域の背景について簡単に説明します。
モントリオールとは、トロントから北東に位置する、カナダでは僕のいるトロントにつぐ第2の経済規模を誇る都市です。2016年の記録では人口約170万人の規模です。
17世紀中盤にフランスからの入植が始まりフランス領となっていた地域ですが、その後1760年にイギリスに占領されることとなります。1832年に市として昇格し、その後英領カナダ州の首都となりました。
ただその後フランス語と文化、伝統を守ろうとするフランス系カナダ人による様々な独立運動が繰り広げられ、一時期治安もよくない時期があったほどだそうです。
この流れでケベック州は公用語としてフランス語を認めることとなり、今では当たり前のようにフランス語が生活で使われています。
トロントの街では英語標識が一般的ですが、フランス語の表記もよく見かけることがあります。モントリオールはこの逆というイメージですね。「基本フランス語、でも英語もOKよ」という感じ。
VIA列車で行こう!
一時期治安も不安定だったものの、モントリオールは今やトロントからも簡単にいける人気の観光地です。
トロントからの移動手段としては飛行機(最速)、列車、バスとありますが、僕たちはせっかくなので列車を使うことにしました。できれば窓の外の景色を楽しみながらゆっくりしたかったので。
列車はVIAという長距離列車。約1ヶ月前に公式サイトからチケット予約をし、往復で99.44/1人ドルでした。予約タイミングによっては値段が上下するようなので、できる限り早いタイミングで予約する方が良いと思います。
AM9:20−VIA乗車
初VIA!中は新幹線と飛行機を混ぜたようなイメージ。機内食もWiFiも付いてるし。結構乗り心地良いね。いざモントリオールへ!|Heading to Montreal! VIA train is quite comfy with WiFi and a food service. 🚇 pic.twitter.com/y4J2r0ukwG
— Doga (@DogadogaTv) March 29, 2017
チケットは印刷する必要はありません。PDFファイルでスマホに保存しておけば、QRコードでチェックイン可能です。
車内はとても居心地がよく、飛行機に乗っているような気分でしたよ。WiFi、充電コンセント、簡易デスクもあるため、車内で仕事するのもアリ。

モントリオールの街を一望しよう!
PM3:00頃−モントリオール到着
遅延で到着が15時ほどでしたので所要時間5時間40分かかってしまいましたね。
この日はモントリオールの街が一望できる丘「Mont-Royal(Mount Royal)」へのみいく予定だったため、ホテル(ホテルは後述)到着後すぐに移動開始。ちなみにこの時は地下鉄を使わず歩きました。

この「Mount Royal」近くには、世界大学ランキングでもトップランクに入る(らしい)、カナダでは最も歴史ある大学McGill(マギル)大学が位置しており、周辺には歴史ある古い建物(キャンパス)も多く立ち並んでいます。
ちなみに目的地は丘というかもはや山の上に位置しているため、僕たちも必死になって頂上を目指しました。

PM5:00−「Mount Royal」到着
息をきらしながらなんとか階段をのぼり続け、ようやく到着。

この建物は大恐慌の時に建てられたイベントホールのようなもので、特筆すべきことはないのですが、それよりも、この建物が面している先にあるモントリールの街の風景が綺麗なのです。
見よ!この景色を!(天気どんより!)自分が通っているボランティアのモントリオール出身のスタッフがここを強くオススメしていただけあります。
ちなみに「モントリオール(Montreal)」という名前の由来はこの丘「Mount Royal」からきているのですよ。
夕飯は初のエチオピア料理!
PM6:30−エチオピアレストラン「Nil Bleu」
絶景も見れたことだし、この日はこれくらいにしといて…ということで夕飯の時間ですね。
これまたエチオピア出身の友人がオススメしていた「Nil Bleu」というエチオピアレストランへ行ってきました。
ちなみにエチオピア料理は人生初!
エチオピア料理の定番は「ワット」(惣菜という意味)と呼ばれるもので、「インジェラ」と呼ばれるパンを発酵させて薄く巻いたような生地でくるんで食べます。インジェラはエチオピアの主食だそうです。
エチオピア出身の友人お勧めのエチオピアレストランに来てみた。エチオピア料理は人生初!ワット、美味い。|It’s my first time to try Ethiopian food! My friend recommended this restaurant. Yum. pic.twitter.com/DrO1McMPYa
— Doga (@DogadogaTv) March 29, 2017
くるくると巻かれてあるのがインジェラ。それ自体の味はそれほど強くありませんが、もっちりしていて、ソースもよく染み込むので何にでも合いそうな予感。美味でした。
本場では手で食べるそうなので、僕たちも手で挑戦しましたが、これがなかなか難しい。トロントでもエチオピア料理の食べられるレストラン探してみようと思いましたね。
宿泊ホテルは「んー..まぁ」という感じ
食事後はそのまま夜道を歩いてホテルへ戻りました。
街並みが綺麗と言われる旧モントリールエリアではないのですが、このエリアでもおしゃれ感が漂ってましたね。
で、僕たちが泊まったホテルが「Hotel Villa」というところ。時期によって値段は上がるようですが、一泊56ドルほどの格安ホテルです。
外観の写真を撮り忘れたのですが、建物が古いせいか部屋の中が少し古くさい。ベッドも少しきしむ音がひどかったし、ホテル前が広い通りなので夜中は人の笑い声などがうるさかったですね。
ただ地下鉄の駅へも歩いて5分でいけるし、旧モントリオールエリアも近いしちょうど良い立地だったのでまぁ許容範囲でした。
以上、1日目のレポでした。
-PM9:20 VIA列車でモントリオールへ向けて出発 -PM3:00 モントリオール到着 -PM4:00 ホテル到着 -PM5:00 Mount Royal観光 -PM6:30 レストランNil Bleuで夕食 -PM9:30〜 ホテル内でのんびり、就寝
本番は2日目から!ということで【2日目】編に続きます!
Doga