どうも、Apple製品好きのDoga(@DogadogaTv)です。
今までかなり多くのApple製品を使ってきました。Apple Watch、Apple TV(今はなし)、iPod、iPhone、iPad、Macと、一応基本的な製品カテゴリーは全てカバーしてきたかと。
そこでまだ試せていなかった製品が「AirPods」。この記事を書いている現在も未だに6週間待ちというのは変わらないようですが、実は一時帰国をする前に日本の実家へ届くよう予約しちゃってました。
というのも、ぼくは今までBluetoothイヤホンというものを使ったことがなかったので、実は使ってみたいと思っていたのです。
もちろんカナダでもAirPodsは買えます(笑)実家に帰った時に届いていて「あーうれしい!」とサプライズ気分を味わえるような演出をむだに試してみたかっただけ。
そこでまぁ賛否両論あるも、レビューをみていると比較的高評価が多いAirPodsを実際に約3週間使ってみてどうだったのかレポートしたいと思います。
今購入しようか気になっている人は、買う前に一度読んでおいて損はない内容かと!それでは、どうぞ!
目次
「AirPods」とは何ぞや?

知らない人のために念のため。AirPodsはApple純正のBluetoothイヤホンです。
イヤホン内に「W1チップ」が搭載されていて、Appleのデバイスであれば手間なく簡単に接続をすることができる代物。一度つながればiCloudを通して他のAppleデバイスも簡単につながる「シームレス」性を謳っています。
またセンサーも搭載されているので、イヤホンが脱着を感知して自動で音楽再生/停止を。充電も必要なので専用の充電ケースに入れて使うこととなります。
イヤホンの端をダブルタップでSiriを呼び出したり、音楽の再生/停止をコントロールすることも可能。
お値段は税別1万6800円。
これを高いと思うか、安いと思うかはアナタ次第。
開封の儀
では早速開封していきます。
箱を開けた時の絵はもはやいつもと同じですね。
この充電ケースの中にイヤホンが入っています。ちなみに箱の底にはLightningケーブルがついてきました。
「設定不要で勝手につながる」らしいので、特に説明書も読まず、設定することもなく(Bluetoothはオンである必要ありますよ)、フタを開けてみようではありませんか。パコ..
ん?あ、きた
フタを開いて2秒ほど待ちましたが、「Unlock to Connect」をクリックするとつながってしまいました。これで次からフタを開けるたびに「DogaのAirPods」と表示がされるようになります。これでリンク完了というわけか。
では耳にさしてみましょう。ブスり
さした瞬間に「ボワン」という音が。認識しましたよーってことですね。これで音楽を聴けるようになりました。
レビュー
ではAirPodsをかれこれ3週間ほど使ってみた感想を以下4つの視点で述べたいと思います。
音質
さきに言っておくとぼくはオーディオ機器やイヤホンにこだわりがあるわけでもなく、音質に関して詳しいわけではありません。これまでもずっとiPhone付属のイヤホンを使っていたくらいなので。
そのためぼくの音質評価はあくまでiPhone付属のEarPodsを比較にしています。悪しからず。
結論:EarPodsと同等もしくは1.3倍くらい良い?
といった感じ。レビューなどをみていてもみんな同じようなことを言っているようですが、使ってみて理解しました。
個人的には低域と中域の音がすごくクリアに聴こえたかな?EarPodsの方は少しフラットな音もAirPodsだと多少鮮やかで、立体的?に聴こえる気がしました。
今までEarPodsの音質で満足していたぼくからすると全く問題ないレベル。だからこそ、ノイズキャンセラー付きヘッドホンや、よりクリアなサウンドが聴ける高級イヤホンを使っているような「音楽通」の人たちからすると満足できないイヤホンなのでしょう。
その点も理解できますね。だってAirPodsは音楽聴いている最中に外の音もガンガン聞こえるのですから(笑)EarPodsと一緒ですね。
使い勝手
結論:使い勝手は最強
これはぼくがApple製品を多く使っているから特に強く感じるのかもしれません。具体的に快適な点は以下です。
- イヤホン脱着による自動再生/停止
- デバイスを替えるときにイヤホンをわざわざ抜き差しする必要がない
- イヤホンつけたままデバイスを置いて席を立てる
- ショルダーバッグを肩にかけている時にコードが引っかかることがない
お店のレジへ行くとき、イヤホンを片耳外すだけで停止になるのはなかなか便利です。ぼくはAirPodsのダブルタップのコマンドをSiriではなく「音楽の再生/停止」に割り当てているので、それだけでも便利なのですが、人と話すときにイヤホンをつけたままでは気が引けます。自動再生/停止はそんなとき重宝しますね。
iPhoneで使っていた動画コンテンツをiPadやMacで視聴したい。そんなとき耳からイヤホンを抜かず、そのままデバイス上で接続ボタンを押せばつながります。
iPadの場合は下から上にスライドするとAirPodsマークが表示されます。

Macは画面右上のBluetooth接続箇所から「接続」を押せばつながります。
デバイス間をいちいちイヤホン抜き変えることなく接続できるというのは想像以上に快適でした。
Bluetoothイヤホンなので、デバイスを持ちはこばなくても多少の距離であれば離れて利用できるという点も快適です。音楽を聴いていてスッとキッチンに食器を戻しに行ったり、デスクのMacで音楽を聴きながら作業をしていてスッとトイレで用をたしに行ったり。意外とこれも便利。
あとショルダーバッグをかけたり、外したりするときにもうイヤホンコードを気にしなくても良いのも嬉しいですよ!
つけ心地
結論:つけ心地はバッチリ、だけど見た目は…
AirPodsが耳から落ちるのが心配という人もいますが、ぼくの場合は全くそんなことはありません。
形状はEarPodsと同じですので一度そちらの装着感を確認してみると良いでしょう。コードがついていない分、なんなら逆に安定して落ちづらい気すらしますよ。
ただすでにご察しのとおり見た目は…という感じ。
「耳からうどん」なんて言われているみたいですがホントにうどんみたいです。まだ使っている人が少ないのもあり、周囲の視線が妙に気になります。この点は覚悟しておいた方が良いでしょう。
バッテリー
結論:普段使いで不自由はしないが、充電を意識するのが多少面倒
公式では1回のフル充電で5時間、充電ケースを利用すれば24時間使用が可能とのこと。
ただ実生活で24時間連続で使い続けることなんてないので、体感だと3、4日使った後に初めて充電するというサイクルです。

Appleが15分の充電で3時間の駆動が可能と言ってるほど充電速度も早く、普段使っていて困ったことは今のところありません。
ただ、イヤホンにまでいちいち気を使いながら充電サイクルを把握しておかなくてはいけないというのは少し面倒といえば面倒かも…。
AirPodsを使っていて気に入らない点
快適に使えているAirPodsにもいくつか気に入らない点というか改善してほしい点があります。
- AirPods単体では音量の調整ができない
- イヤホンを使い終わった後拭かないとケース内まで汚れる
- ケースは落として壊すとアウト
AirPodsの端を指で上下にさわれば音量の上げ下げができるようになるとさらに使い勝手が良くなるはず!これは使っている人みんな感じていることなのではないでしょうか?
ぼくの場合はApple Watch上でコントロールできるのですが、イヤホン単体から直接調整できれば最高かと。
あとイヤホンは耳の中に入れますので、たまに耳垢や油などがつくこともありますよね。耳垢や油がついたままケース内に入れるとフタの内側部分までもれなく汚れたり、油っぽくなることもあるので、イヤホンを使い終わったらサッとふきとっておくくらいがちょうど良いと思います。
あと、充電ケースを落として壊すと実質AirPodsの魂を失うようなもの(笑)もう使えなくなってしまいますね。今後充電ケース単体で別売りしてくれるとその安心感も上がります。不安であればケースカバーをつけるという手もあるでしょう。
こんな人であれば買っても良いのでは?
それこそBluetoothのイヤホンなんて安いものを探せばごまんと売られています。
もちろん音質や使い勝手などはピンキリですが、ぼくのように音にそれほど詳しくなくて、通勤などの移動中くらいしか使わない人であれば普通1万6800円も払ってイヤホンを買う必要はないでしょう。
では、どんな人にオススメできるのか?
ズバリAppleデバイスを多く持っている人…はい、以上!
いくつものAppleデバイスを使い分けていて、それらでもイヤホンを使う機会がある人にとっては、それはもう快適な生活が待っています。ただそれ以外のユーザーにとっては、ただの高い無線イヤホン。iPhoneでなければこの接続のスムーズさも実現できない(時には繋がらないこともある)みたいですし。
「まぁ音にはそれほどこだわりないけど、Apple製品をたくさん持っていて快適な方が良い」という人にはオススメできるイヤホンだといえます。
Androidにも対応しているAirPodsに似たイヤホンもいくつか出ているようなので、もう少し安いものを求めている人はそちらも選択肢としてはアリかもしれませんね。
以上、AirPodsのレビューでした!少しでも購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
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Doga