どうも、Pixel 2ユーザーのDoga(@DogadogaTv)です。
Androidの生みの親ことAndy Rubin(アンディ・ルービン)氏が開発したスマホ「Essential Phone (PH-1)」。昨年8月に発売され、一斉を風靡しましたね。
しかし、当時は値段のわりにカメラのクオリティが低く、メディアや有名テックレビュワーからの悪評も目立ちました。その後価格を200ドルほど下げた(699ドル→499ドル)こともあり、じわりじわりと知る人の間でシェアを増やしている、そんなデバイスです。
そんなEssential Phoneですが、どうやらようやく公式ホームページ上からの日本への発送にも対応したみたいですね。日本でも気になっている人多いのでは?
じつは、1ヶ月ほど前に妻がこのEssential Phoneを購入したので、ちょろっと借りてみました。深い使用はレビューはできないので、あくまでサラッと使ってみた印象という記事になっていますが、気になっている人はぜひ!
基本スペック
- RAM: 4GB
- ROM: 128GB(SDカード非対応)
- SoC: Qualcomm Snapdragon 835
- OS: Android 8.1 Oreo(2018年5/1執筆時点)
- ディスプレイサイズ: 5.7インチ(LCD)
- ディスプレイ解像度: 2560 x 1312 QHD(19:10アスペクト比)
- バッテリー: 3040 mAh(急速充電に対応)
- 防水/防塵: IP54
- カメラ解像度(前/後): 1300万画素/800万画素(背面カメラ)
2017年のフラグシップスマホでは共通のSnapdragon 835を搭載し、ROMが128GBもついてくるというのは嬉しい。あと、本体側面は頑丈なチタン(背面はセラミック)でできており、耐久性にも優れているのも魅力。
この価格帯で、これだけハイスペックというのはなかなかめずらしいはずです。
開封の儀
しっかり開封時には写真をおさめさせてもらいました(笑)
箱はものすごくシンプル。スライドして中を拝見すると…
うおぉぉぉ。いきなりキッラキラに輝く本体がお目見えです。
付属品は、充電ケーブル、アダプタ、イヤホンドングル(アダプタ)、SIMピン、取り扱い説明書。ケーブルは布素材になっているのがカッコいい。
取り出してみると、金属素材特有のずっしりとした重みを感じます。そして、なにより黒光りした筐体がとにかく美しい…。
軽く使ってみた印象
あくまで軽くしか使えていませんが、挙動は大変サクサクです。ストックAndroidなので、余計なアプリやUIもなく、使い心地は良好です。
ただ、試しにInstagramやニュースフィードのスクロール具合をPixel 2と比較してみると、若干Pixel 2の方がヌルヌル動くような気はしました。なんというか、遅延とまではいいませんが、指とソフトとの間に液晶ガラスの存在を感じる?そんなイメージ。
ただ、気にならない人はまったく気にならないレベルでしょう。通常操作の動きがサクサクであることに変わりはありませんでした。
あと、OSが7のとき、使っている最中に急にホーム画面が落ちてしまう、フリーズするというバグがごくごくたまに見られたみたいです。なお、OS 8.1にしてから妻からその声を聞かなくなったので、今は安定しているみたい。一時的なバグだったのかな?
ディスプレイは有機ELではありませんが、発色はすごく綺麗に映ります。なぜかPixel 2のものより綺麗に見えるから不思議。
次に、気になっていたカメラについて。結構カメラについての酷評が目立っていたのですが、発売後のアップデートもあってか、決して悪くはありませんでしたよ。
確かに、カメラアプリの動きが多少にぶい(シャッター、モード切り替えetc)気はしますが、これもヒドいレベルではありません。この点が気になるのも、ぼくがPixel 2を使っているからというのもあると思います。
写真のPixel 2との比較はこんな感じ。
左がEssential Phoneで撮った写真。右がPixel 2で撮った写真。 pic.twitter.com/gdtKjD77Um
— Doga (@DogadogaTv) March 4, 2018
もちろん、ぼくは長く使っていないのと、動画などは試していないので、ここで使い心地に関する総合的な評価は下せない点はご了承ください…。
ハードウェアの仕上がり具合いがとにかく素晴らしい
Essential Phoneは、これに尽きると思うんですよね。
スペックや使い心地も素晴らしいんですが、それよりもやっぱりハードウェアがすんばらしく美しい。まるで『2001年宇宙の旅』に登場したモノリスばりの黒びかり感と、角ばったデザイン。
もちろん指紋はガンガンつきますが、そんなの気にならなくなるくらいに、見とれてしまうほどの美しさです。背面にロゴがついていないのもにくい。
Pixel 2を使っているぼくも、つい妻のEssential Phoneを意味もなくひょいと奪い、ただただ触り続けてしまっているレベル。握った時のサイズ感もちょうどいいんですよねぇ。
この角ばったデザインの好みは別れるかもしれませんが、ぼくにとっては至高のデザイン。おそらくこのメカメカしいデザインに心をくすぐられるガジェット好きも少なくないはずです。
さいごに
とまぁ、今回はレビューというよりは、ただのファーストインプレッションに近い記事ですが、本体に触れた時の感動は凄まじいものだったという点だけでも伝わればいいかななんて思っています。それくらい美しいんです。
Essentialが次期モデルを製作中なんて噂も流れていますが、個人的にはこのデザインを引き続き生かしていって欲しいなぁなんて思っています。
さいごに、じつはその後妻のEssential Phoneのスピーカーメッシュ部分が落としてもないのに外れてしまい、本体の取り替え依頼をかけました。これは初期不良のようなものだと思うので、仕方ないですね。
戻ってきたらまたたくさん触らせてもらおうと思います。また、TwitterのほうでちょくちょくEssential Phoneについてもつぶやくので、気になる方はぜひフォローをよろしくお願いします!
Doga(@DogadogaTv)