どうも、スマートウォッチユーザーのDoga(@DogadogaTv)です。
今ではスマートウォッチを使うのが当たり前になっていますが、じつはその前はスポーツトラッカーを使っていました。過去使っていたモデルは「UP by JawBone」と「Misfit Shine」です。
スポーツトラッカーといえば心拍数、歩数、睡眠度、消費カロリーを測ることができるウェアラブルデバイスですよね。スマートウォッチよりこちらを使っている人の方がもしかしたら多いのかもしれません。
今ぼくが使っているスマートウォッチのFossil Q Exploristにスポーツトラッカー機能がついていればいいんですが、じつは歩数と消費カロリー計測機能くらいしかついておらず、睡眠度や心拍数は測れません。
そこで、中国製のめずらしいデバイスを多く取り扱う海外通販サイトGearBestさんからElephoneのスポーツトラッカー「ELE Band 5」をご提供いただき、5日ほどつかってみたので今回はそちらのレビューをしていきたいと思います!
目次
基本スペック
Elephoneといえば中国の格安スマホメーカーというくらいしか知識がなかったのですが、どうやらスマホだけでなくアクションカムやウェアラブルも製造しているみたいですね。
まずは基本スペックからご紹介!
- ディスプレイ:0.96インチ(一応タッチパネル*後述)
- 心拍数センサー:あり
- バッテリー:80mAh(10日のバッテリーライフをうたっています)
- 防水防塵:IP67
- バンド素材:TPE
- サイズ(L × W × H × W):26.8 × 2 × 1.16cm × 25g
- 本体ケース素材:PC(ポリカーボネート)
- 対応OS:Android、iOS
スマートウォッチではないので基本機能はものすごくシンプル。スポーツトラッカー(心拍数計測、歩数計測、睡眠度計測、消費カロリー計測、スポーツモード、異動距離計測)、通知機能、ストップウォッチくらい。
ちなみに、早速つかってみようとしてつまずいたのがペアリング。アプリが悪いのか、Bluetooth感度が悪いのかわかりませんが、ペアリングしようとするとなかなかデバイスを検知してくれません。アプリのレビュー上でもほかの人が不満を漏らしていたので、ちょっとこのあたりは覚悟しておいた方がいいと思います。
液晶はなかなか綺麗
ディスプレイ表面はいたって普通のプラスチックのような素材になっています。妙に指紋の汚れがつくのが気になります。ただ、カラーの液晶はなかなか彩度が高く、点灯したときの存在感がありGOOD!
ディスプレイそのものはタッチ式のものではないのですが、液晶の下にタッチパネルが設けられています。
ここをタッチしてモードを切り替えていくイメージです。一応、タッチパネルと言うことはできる…のかな?個人的には物理キーより好きですけどね。
タッチ感度はわりと高めで、ジーンズをはいている足や、シャワーの水の勢いでも反応してしまいます。
腕を傾けた際に点灯する機能もついており、反応もかなり速い印象です。
着けても邪魔にならないちょうどよいサイズ感
重さはたったの25gで、サイズも着けていて邪魔になりません。まぁFossilのスマートウォッチと比べちゃいけないとは思いますけど、比べるとこんな感じ。
もちろんIP67なので、シャワー浴びるときもつけたままで大丈夫!寝るときもつけたままでまったく気になりません。Apple Watchを着けたまま寝ていたときはやはり多少サイズ感が気になっていたのもありますが、これなら邪魔にならないなと感じました。
スポーツトラッカーの精度もまずまず
まず、歩数計に関してはFossil Q Exploristと比較してみました。ELE Band 5を常につけているのと、利き手に着けているというのもあってか、毎日多少Band 5の方が800〜1000歩ほど多く計測されていました。ただ、概ねおかしなズレというのはありません。
心拍数センサーに関しても、一時的になぜか計測されていなかったり、明らかに低いと感じるときはあったりするものの、総じて数字に大きなずれはないようでした。たとえば、ぼくはお酒をのんだときにかなり心拍数が上がるのですが、しっかりその数字もとらえてくれています。
睡眠度計測に関しては、深い眠りと浅い眠りを分けて計測してくれます。アプリ上で確認できるデータがなかなかリッチなのは素晴らしい。
メッセージ通知機能はおしい!
通知を受けられるアプリはFacebook、Twitter、WhatsApp、Line、KakaoTalk、Messenger、Facebook Pages Manager、そしてSMSと電話。
小さなディスプレイ上でもしっかりメッセージを読むことができるのは嬉しいですね。ただ、なぜか通知を確認しても表示される通知件数は減らずそのままに。
過去メッセージをここで確認できるのはいいですが、やっぱり読んだら「0」になってほしい。このあたりはソフトウェア上のバグなのかもしれませんね。
UIには難あり
前述のタッチパネルをタップしてモードを切り替えていくことになり、タッチパネルの長押しが決定コマンドです。
モードを切り替える際には前のモードに戻ることができないので、希望のモードを通り過ぎてしまうと、またふりだしまで一周しないといけないのが結構面倒です。また長押しの時間も3秒ほどかかります。
このあたりの操作性に関しては、やはりスマートウォッチに慣れているぼくからするとちょっとイラっとすることもありました。ぜひ後継機種にはより本格的なタッチパネルディスプレイを搭載してもらいたいところ。
バッテリーは10日ももたない
一応、企業側は一回の充電で10日ほどバッテリーがもつとうたっていますが、実際のところ5日しかもちませんでした。
ハードな使い方はしていないので、みんなだいたいこれくらいの日数になるんじゃないかなぁと思います。どうやったら10日ももつんだろう…。
ただ毎日充電しなくてはいけないスマートウォッチを使っているぼくからすると、5日という数字は十分嬉しいんですけどね(笑)
ちなみに、バッテリー残量の詳細はアプリ上で確認し、バンドの片側をとりはずしてPCのUSBポートにぶっさして充電することになります。
3000円台でこれなら全然アリ!
さいごに、値段について触れておきましょう。正直、このクオリティで1万円レベルなら絶対におススメできないと思ったんですが、なんとこのスポーツトラッカーはGearBestで税抜き37.88CAドル(約3200円)。(ここに国際送料などがかかってくるかも)
耐久性に関しては、長く使っていないのでなんとも言えませんが、ある意味壊れてもあまり痛くない価格帯。
まぁ今スマートウォッチやスポーツトラッカーもっている人なら全然買う必要はありませんが、初めてこういうデバイスを使ってみる人ならアリなデバイスかもしれません。
興味のある人はぜひGearBestをのぞいてみては?
製品ページ:︎Elephone ELE Band 5 Smart Bracelet/GearBest
同価格帯の関連製品:Lenovo HX03F Smart Watch、Lenovo Cardio Plus HX03W Smartband、MPOW DS – D6 Smart Fitness Tracker Heart Rate Sleep Monitor
Doga(@DogadogaTv)