どうも、スマートロック・ユーザーのDoga(@DogadogaTv)です。




過去、スマートロック「August」を紹介しましたね。Augustはもともとうちの鍵に合っていなかったため、矯正してなんとか無理やり使ってきていたんですが、ある日ついにそれにも限界がきてうちでは使えなくなってしまいました。

ということで、先日新たに導入したのが、こちら「Sesame(セサミ)」スマートロックです。

Sesameは「デッドボルト式」の鍵ならほぼどんなものでも使えるスマートロック。つまみ部分にかぶせて両面テープでとりつけるだけなので、鍵を取り外すための工具も一切不要です。

もともとクラウドファンディングで登場したデバイスでしたが、その後大ヒットし、最近では新たに日本向け小型モデル「Sesame mini」がMakuakeで登場したばかりです。

今回ぼくが購入したのは初代モデルですが、使用してから数週間がたったので、レビューしたいと思います!

Sesameスマートロックの基本スペック

  • バッテリー:パナソニックCR123Aリチウム電池2本 (付属)
  • 製品サイズ:長さ 99mm x 幅 84mm x 高さ 62mm
  • 重量:130.4g(電池なし) 、161.6g(電池含む)
  • Bluetooth 4.0
  • 対応アプリ:iOS 8.0以上 Android 4.3以上
  • 単体機能:アプリで解錠/施錠、自動解錠/施錠、解錠/施錠履歴閲覧

開封の儀

フタをあけると入っているのは本体、替えの両面テープ、ガタガタした扉向けの下地プレートくらい。すでに乾電池(x2)は本体に含まれています。

説明書などはついておらず、箱の側面にある説明に従うか、公式ウェブサイトでとりつけ方法は確認できます(日本で販売されているものは説明書が添付されているそうです)。本体はプラスチックのような素材で、決して高級感があるとはいえません。とてもシンプルなつくりに見えます。

とにかく簡単なとりつけ

Sesame一番のポイントは、とりつけが超簡単だということ。Augustのとりつけも比較的シンプルだったんですが、それでも一度鍵そのものをとりはずさなくてはいけませんでした。

Image: Sesame

しかし、Sesameは両面テープで扉に固定するだけなのでとにかくとりつけが簡単なんです。写真のようにすでに本体の裏側(扉に接触する部分)には3Mの両面テープが貼られています。

まず①乾電池をさえぎっているフィルターを抜き、②内側の青いパーツがつまみにひっかかるように角度とポジションを確認し、③扉の接着部分表面を念のためきれいに拭き、④両面テープを剥がして、⑤つまみにかぶせて固定、以上。

この3Mの両面テープの粘着力がかなりしっかりしていて、数週間使ったいまでも剥がれることは一度もありません。他社の似たタイプのスマートロックはよく剥がれるという声もちらほら聞いたことがありますので、その点安心しています。

あとは専用アプリをDLして、アカウントを作っていき、解錠、施錠角度を登録すればあっという間に使えるようになります。Bluetoothで接続するため、スマホ側のBluetoothは常にONにしておく必要がありますよ。

都度アプリを開いて3秒ほどで接続

ぼくはAndroid(Pixel 2)を使っているのですが、アプリを開いて本体とのBluetooth通信がはじまるまでにかかる時間はだいたい3秒ほど。決して悪くない速度です。

アプリを開くたびに通信が開始されますので、アプリを使って解錠/施錠する人はこの3秒をどう感じるかがポイントになってきそうですね。なお、通信範囲は約10mです。

たまにアプリを開いても通信が開始されないこともありますが、かなりまれです。比較的アプリと通信精度は安定しているといえると思います。もちろん複数人で使うことも可能ですよ。



自動施錠(オートロック)機能もバッチリ

自動施錠(オートロック)機能はかなり便利です。鍵が閉まるまでの待ち時間を設定上で5秒〜4分まで幅広く設定できますので、ぼくは20秒で設定しました。

はじめは少し不安ですが、扉を開けてそのまま鍵をしめずに颯爽とその場を立ち去れる感覚はなかなかきもちがいいもの。部屋をでて廊下を歩いている間にSesameが動いたときの音が聞こえるので、ぼくはそれを聞いて「よし、ちゃんと動いてくれたな」といつも安心しています。

手ぶらで解錠機能の精度はAugustを超える?

ぼくが今回Sesameを購入する一番のポイントでもあった「手ぶらで解錠機能」の精度には感動しました。事前に登録した自宅から半径約250m以内かつSesameがスマホとつながる10m以内に自分がアクセスすると自動で鍵を開けてくれる機能です。

Augustを使っていた頃からこの自動解錠機能は重宝していたんですが、Augustは開かないことも多かったり、自分が扉に近づいたギリギリのタイミングで開いたりで、あまり安定しているとは言いがたかったのが正直なところでした。

しかし、Sesameは体感ほぼ90%くらいの確率で作動するため、今ではかなりこの機能に頼り切っています。これだけでも買った価値があったなぁと思えるくらいです。なお、この機能を有効にするにはGPSを常にONにしておく必要もあるため、スマホ側のバッテリーが多少減りやすくなるのは覚悟しておいたほうがいいでしょう。

作動時の音は少し大きめ

鍵が動く際の音は扉の外でも聞こえるくらい大きめです。「キュイ〜ン」という高めの機械音。廊下を歩いていて「あ、空いたな/閉まったな」って確認できるから結果的にいいんですが、近所の人たちにも聞こえていると思うと少し気が引けます。

あと、セキュリティにはかなり強固な暗号化システムが使われているといえど、スマートロックを使っているということが周囲にバレてしまうというのが少し不安という人もいるかもしれませんね。

ときには誤作動も…

おそらくこれはぼくが妻とシェアしているからだと思うんですが、手ぶらで解錠機能をONにしているユーザーが同時に家に帰ってくると、扉の開け閉め2回繰り返されてしまうことがけっこう多いです。

例えば妻と一緒に家に帰ってくると、まず一度ぼくのスマホを認識して鍵が自動で開き、部屋の中について20秒するとオートロック機能で鍵が自動で閉まり、そこからしばらくすると家にいる妻のスマホを認識してか再び自動で鍵が開き、そこから20秒たつとまた自動で鍵が閉まるといったイメージ。

わかりやすいようにつまみ部分に印をつけてみました

また、GPSがうまく機能しておらず、自分が自宅から半径250m以内にいるということが認識されていないと、手ぶらで解錠機能がうまく動作しなかったり、すでに家にいるのに遅れて勝手に鍵が開いたりすることもごくたまにあります。これには一瞬ゾッとします。

アプリを閉じてしまったり、しばらくアプリを開いていなくてバックグラウンドで動いていないとこういうことが起こるみたいなので、解錠/施錠を自動化していたとしてもときどきアプリは開いてあげたほうが安定するかも。

乾電池をとりはずすために本体を外すのは面倒

Sesameは乾電池2つを用い、10回/1日の計算で約500日稼働できる仕様となっているため電池交換の頻度はそれほど多くありません。ただ、乾電池の取り入れ部分が本体内側に搭載されているため、取り替えるには本体をまた扉からとりはずす必要があります。

このつくりは少し残念です。両面テープでつけているだけに、再びとりはずすのには抵抗があります。まぁ替えのテープはついていますけど、できればとりはずさなくても電池交換できるような仕様にしてほしかったですよね。

2018年9月17日訂正:こちらの動画であるとおり、本体を扉から外さなくても電池は替えられるとのご連絡をいただきました!

入門デバイスとしてはピカイチ

よかった点、わるかった点まとめると以下。

よかった点

  • とりつけが超簡単
  • 3M両面テープが剥がれることがない
  • Bluetooth通信速度も早い
  • オートロック/手ぶらで解錠機能の精度が高い

わるかった点

  • 動作音がやや大きめ
  • 乾電池の取り外し時に扉から本体を剥がす必要がある
  • ごくたまに誤作動も

Sesameスマートロックは総じてかなりコスパの高いスマートロックだと感じました。幅広い扉/鍵のタイプに対応していて、取り付け工具、専門知識も必要なく、誰でも簡単に導入することができるという意味では、入門向けスマートロックとしてはピカイチなんじゃないでしょうか。

Image: Sesame

そのほか別売りの専用Wi-Fiアクセスポイントを使えばリモート操作、アクセスキーの簡単シェアや、Googleアシスタント、Alexaでも操作できるようになるみたいですが、ぼくの使い方では不要だったのでこちらは試していません。

普段通り今の鍵もそのまま使えますので、スマートロックを気になっていたという人は検討してみては?

Doga(@DogadogaTv