どうも、Doga(@DogadogaTv)です。

 

他の国へ移り住んで必ず覚えなくてはいけない重要なものが「お金」です。国が違えば当然お金の計算方法、呼び方、金額の種類などが異なります。そこで本日は、今更ながら僕がトロントへ来て驚いた、というかややこしいと思ったカナダのお金についてのお話です。

 

  1. コインのサイズがややこしい
  2. サイズを一瞬で見分ける「おまじない」
  3. 斬り捨て御免!

1.コインのサイズがややこしい

まずカナダにはコインが5種類あります。左から2ドル、1ドル、25セント、10セント、5セントです。

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僕がトロント来てすぐに「ややこしいな」と思ったのがこの25セント、10セント、5セントのコインのサイズです。金額が下がるごとにコインのサイズも小さくしてくれたらいいものを、5セントの方が10セントより大きいんですよ。サイズが一番小さいのが10セント。金額が一番小さいのが5セント…ってややこしいわ!笑




そんな僕はお店で現金で支払いをしている時、本当は財布の中にこんもり溜まってしまっているコインで支払いたいものの、コインと金額の違いがすぐに分からずあたふたして結局5ドル札出してしまうみたいなことがよくありました。そんなことの繰り返しで財布の中が小銭でパンパンになるんです。

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もはやこちらへ住み始めた人誰もが経験する「あるある体験」ではないでしょうか?

 

 

2.サイズを一瞬で見分ける「おまじない」

そこで僕は財布の中の小銭を一瞬で見分ける「おまじない」を編み出しました。それが…

 

「ギザギザは25セントか5セント」

 

これを頭の中で覚えておくだけで良いんです。正確には2ドルにも側面にギザギザがあります。しかし2ドルは一番大きくて分かりやすいため混同しません。問題は25セントと10セントと5セントだけなんです。こいつらがややこしいんです。おまじないを意識している時の脳と身体の動きは以下。

 

25セント、もしくは10セントを探している時

⑴側面がギザギザのコインを探す
⑵2ドルは大きくて模様も特徴的なので自然と眼中から外れる
⑶25セントと10セントを掴む
⑷大きいか小さいかで判別する

 

5セントを探している時

⑴側面がギザギザではないコインを探す
⑵1ドルは色が銅色で一目で分かるので自然と眼中から外れる
⑶唯一ギザギザがない5セントが判別できる

このおまじないを意識するだけでコインさばきが1.5倍(適当)くらいにはなるんではないでしょうか?ぜひお試しあれ。



しかしここで刺客が現れます。TTCのトークンコインです。こいつ側面がギザギザとギザなしの中間みたいなやつで、あえて呼ぶならば「ギザ」なんです。

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さらにややこしいことにこいつ10セントともほぼ同じサイズなんです。

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こればかりはもう太刀打ちできません。まぁトークンを小銭入れに一緒に入れるなよと言われればそれまでなのですが、入れている人多くないですか?笑

 

もはや麻雀牌を盲牌する感覚でコインも盲牌してサクサクっとさばけるようになってみたいものですね。まぁこの刺客トークンさえ除けばおまじないはしっかり機能するはずです!笑

 

 

斬り捨て御免!

さらにカナダのコインというかお金の計算でややこしいのがセントの切り上げと切り下げです。既にお気付きの方もいらっしゃると思いますが、カナダのお金には1セントがありません。昔はあったんです。

 

ただ1セントのコインを作るのに、輸送費や製造費など含めて1セント以上かかるようになってしまったらしく、2013年に廃止となったそうです。そんなことあるんですね。笑

 

ということで例えばお金の支払いが25.33セントだった場合、現金支払いだと25.35セントに切り上がります。25.36セントは25.35セントに切り下げられます。

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最初このシステムを知る前は、カナダのお金の計算方法がよく理解できていませんでした。レジでお釣りを受け取ってもイマイチ腑に落ちず、ポカーンという感じでしたね。




しかもディビットカードやクレジットカードで支払う際にはこのルールは適用されないんですよ?きっちり1セント単位から徴収されます。なんか悔しいですね。笑


新たな地で暮らすと、当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなります。お金は大事なものですので、できれば渡航前からある程度の知識を持っておくと安心かもしれませんね。(僕はダメな例です)

 

Doga

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「斬り捨て御免!なかなかややこしいカナダのお金」への3件のフィードバック

  1. はじめまして、トロントに住んでいる方のブログを色々見ていてこちらにたどり着きました。かりんこと申します。
    コインのややこしさは、私も住み始めた頃にはさんざん苦労させられたものでしたけれど、約6年経った今は何とか使いこなせております。トークンと10セントにはいまだにひっかかりますが…
    なお、たまった小銭は銀行へ持って行くと口座に入れてもらえますが、その先、前もって自分でコインの種類ごとに仕分けする必要があります…そのまま、ごちゃまぜにして持って行くと、多分受け取ってもらえないです。
    ダララマなどの店で、コイン仕分け用のプラスティックの入れ物が売っています。日本と違ってそういうところ不親切ですけど、まあ仕分け作業もそれなりに楽しいものですよ(笑)
    これからもブログ楽しみにしております。お邪魔しました。

    1. かりんこさん

      コメントありがとうございます!僕も今トロントに住んでおり毎日ブログ更新していますので、良かったら今後ともよろしくお願いします。
      かりんこさん、長くこちらで住んでいらっしゃるんですね!そうですか・・・やはり6年経ってもトークンの刺客は超えられないんですね…笑

      銀行に小銭を持っていくと口座に入れられるなんて知らなかったです。
      しかも、またちょうどコイン仕分け用の道具とかあればいいのにと思っていたところでしたので、かりんこさんのコメント読んで正直興奮しました!笑
      今度探しに行ってみます。有益な情報ありがとうございます。

      また今後ともよろしくお願いいたします★

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