どうも、Doga(@DogadogaTv)です。




本日はモントリオール旅行レポの最終回となる【3/4日目】編となります。

【1日目】【2日目】の記事をまだご覧になっていない方はこちらからどうぞ。

▶︎過去記事

【1日目】3泊4日のモントリオール旅行に「まぁまぁ」旅程を詰め込むとこんな感じになった

【2日目】3泊4日のモントリオール旅行に「まぁまぁ」旅程を詰め込むとこんな感じになった

それではどうぞ!

中より外観の方がすごい…!?「バイオスフィア」

さて3日目。この日は10:00にホテルを出るという、少し遅めの開始。まぁせっかくなので朝はゆっくりしてみようということで、朝食は近くのカフェでクレープをいただきました。

そして本日まず最初の予定は「バイオスフィア(Biosphere)」。環境問題や気候変動など、地球に関する様々な展示がされている博物館です。ホテルから地下鉄で30分ほどのところにあります。

博物館ではあるのですが、それよりも僕この外観に興味をもっていたのです!

ドンッ!

見てください、この元気玉を!この球体状の格子の中に博物館が包まれているような形で建てられています。

もともとモントリール万国博覧会の記念にバックミンスター・フラーという建築家のデザインで建てられたモニュメントで、もともとは骨組みだけではなくしっかり球体がカバーされていたそうです。

ただその後火災があり今はこの鉄鋼の骨組みだけが残るような形だそうです。本施設は今カナダ政府が運営しており、環境問題への意識を広げるため展示だけでなく環境問題対策への様々な取り組みが行われています。

建物の周りのエリアは他の施設の建設が進んでいるせいか、閑散としていました。まるでこの辺一帯ゴーストタウンのよう…笑

まぁその辺は気にせず、さっそく中へ入ってみましょう!

AM11:00-Montreal Biosphere

中はいくつかのセクションに別れています。いくつか例を挙げると…「天気の科学」「未来都市デザイン」「社会と自然のバランス」「汚染の脅威」といった、我々の生活と自然をテーマに豆知識や情報をユニークな形で教えてくれるものでした。

様々なタイプの汚染について学べる本物の研究室を模したラボ

カップルよりは子供を連れた家族できている人が多い印象で、教育目的の来館にも大変向いている感じ。

屋上へいくとデッキに出られ、ドームの内側からの景色を楽しめるようなので、各セクションを楽しんだ後僕たちも屋上へ。最上階には発電設備の体験展示が置かれていました。

そのままデッキへ出ると…

なかなかシュールな風景が広がっています。

展示もよかったのですが、正直この独特の形状のドームを見たかったため、これでひとまず大満足。

バッチリ記念写真も。

ちなみに入館料は一般15ドルです。僕の襟についているのは、入館料を払った時にもらえるタグ。

Montreal Biosphere

30歳以下の人であれば常設展は無料で入れる「モントリオール美術館」

次に午後の予定として立てていたモントリオール美術館(Montreal Museum of Fine Arts)へ向かいます。朝食のクレープがかなりお腹に残っているので昼食はスルー。

バイオスフィアからは地下鉄で約40分です。駅に着いてから少し歩きますが、大きな建物なので迷うことはないでしょう。

このエリアはマギル大学もそうですが、コンコーディア大学という大学も近くにあるようで、学生/若者が多い印象です。

ちなみにこのモントリオール美術館は常設展は30歳以下であればなんと無料!太っ腹!僕たちもギリギリ30歳の年ですので、ありがたく無料で入れさせてもらうことに。

PM2:00-Montreal Museum of Fine Arts

モントリオールは1860年に建設されたカナダで最も古い美術館だそうです。

コレクションの種類は版画、デッサン、絵画、彫刻、写真、家具など豊富で、4万点以上の作品が貯蔵されているとのこと。

構成も年代とエリアごとに別れており、建物も旧館/新館とあり、とても大きな美術館でした。豊富なヨーロッパ絵画のセクションも良かったのですが、デザイン家具のセクションも個人的に結構気に入りました。

あと僕はこのようなアフリカの作品(確かアフリカアートだったはず…)も好きです。

“Masks” #montreal #montrealmuseumoffinearts #mask #torontoblogger

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この異文化に対する「眼差し」はあまりよろしくないのですが、アフリカの民芸品などを見ると「世界の地域が変わると表現の仕方やデザイン、用途がここまで異なるのか」と、文化の多様性を改めて気づかせてくれます。

建物が広いため、最後は少し疲れてしまいましたが、大満足でした。(何より無料ですし…)

Montreal Museum of Fine Arts

ハワイ料理の「ポケ」を初めて実食

美術館で作品を見終えた後はPM4:00を過ぎており、少し早いですが夕飯をとることに。近場で面白そうなハワイ料理が食べられるお店があったので行ってみました。「Le Poke Bar」というところ。

ハワイ料理では有名な「ポケ」を専門にしているお店のようで、バーというその名の通り、レストランというよりは、カウンターで注文してサクッと食べていく感じの飲食店。

モントリオールは大西洋も(若干)近いし、「魚介系はトロントよりうまいのでは?」と淡い期待をして行ってみました。

PM4:30-Le Poke Bar

ちなみに僕もポケを食べるのが初めて。そもそも「ポケ」というのは魚の切り身に海藻、香味野菜、醤油などをふんだんに混ぜ合わせて作った海鮮どんぶりのような料理です。

Le Poke Bar公式サイトより

ただ使われている魚はマグロとサーモンのみだということが分かり、食べる前から先ほどの期待感は失われることに。。

とはいうものの、初めての料理なので胸が躍ります。僕たちが頼んだのは公式サイトのメニューにも載っている「MAUI」(サーモン)と「KAHUNA」(マグロ)です。

なんかごちゃごちゃしていますね..笑

見た目とはうらはらにかなり美味しく、日本人が好きそうな料理でした。3日目はだいたいこれくらい。

Le Pole Bar

4日目(最終日)車内での素敵な出会い

おそらくまだまだモントリオールでできることはあったはずですが、滞在期間は限られています。

後ろ髪を引かれる思いで、帰路につきます。

最後に、すっかり気に入ってしまったCachitosを昼食用にいくつか購入し、午前10:55の便でトロントに向けて出発!

AM10:55-VIA乗車

モントリオールの中央駅構内

VIA乗り場へ向かう前の列ですが、モントリオールの中央駅はまるで空港。多くのエリアからの渡航者が交わるハブのような位置付けなのでしょう。

この列の先に駅員さんがいて、きた時と同じようにPDFファイルのQRコードを読みとってくれます。

ちなみに帰りの車内の隣の席にアーミッシュのご家族がいらっしゃいました。正直アーミッシュの方々とお会いするのが初めてだったので、一瞬どのような眼差しを向けて良いのかわからず、少し狼狽してしまったのを覚えています。これはよくない。

「アーミッシュ」ついて知りたい人はWikiをどうぞ。

初対面なのにとてもフレンドリーで、トロントの外れまで兄弟夫婦に会いに行くそうです。かなりの長旅。初めての電車でお子さんも興奮しっぱなしでしたね。

「まだまだ自分の見ている世界は狭いな…」と車窓の外を見ながら改めてそう思わせてくれる素敵な体験でした。

【3日目】
-AM11:00 Biosphereで元気玉
-PM2:00 Montreal Museum of Fine Arts
-PM4:30 初めてのPoke
【4日目】
-AM10:55 VIA乗車(帰路)





以上、3泊4日の弾丸モントリオール旅行のレポでした。短い旅行だとついつい旅程を詰め込みがちですが、僕たちのケースは「まぁまぁ緩め」に詰め込むレベルで楽しめたかなと思います。初めての国内旅行だったので僕たちもすっかり満喫しました。

同じようにモントリオールへ3泊4日程度の小旅行を計画している人は、1つの例として今回の記事を参考にしてもらえればと思います。トロントからも遠くないですし、ぜひ!

Doga

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