どうも、すこしダークな中世という時代が何気に嫌いじゃないDoga(@DogadogaTv)です。
先日ついに30歳の誕生日を迎えてしまいました。まぁ30になったからといってどおってことはないです。それより、昨年の誕生日にぼくは人生初の乗馬体験を妻からプレゼントしてもらっていましたね。
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モノの代わりに体験をプレゼントすることにハマっているぼくたち。今年の誕生日はトロントにある「Medieval Time Dinner & Tournament」へ行ってきました!「Medieval Time Dinner & Tournament」は中世の世界にタイムスリップしたような感覚でショーを見ながら食事を楽しめるエンターテインメントです。ずいぶん前から存在は知っていたのですが、今回ようやく行けましたよー!
ということで、今回はこの「Medieval Time Dinner & Tournament」 についてのご紹介です。同じく中世という時代が好きな人はなかなか萌える内容となっていますよ!
それでは、どうぞ!
目次
全部で9つの拠点!カナダはここだけ?
このMedieval Time Dinner & Tournament、もともとはオリジナルはスペインで始まったショーだったようなのですが、その後アメリカでも開始され今では合計9つの拠点があります。
しかも拠点を「城」として表現し、参加する前から演出をばっちりとキメこんでいます。

- Buena Park(カリフォルニア)
- Dallas(テキサス)
- Baltmore(メリーランド)
- Orland(フロリダ)
- Atlanta(ジョージア)
- Lyndhurst(ニュージャージー)
- Myrtle Beach(サウスカロライナ)
- Chicago(イリノイ)
- Toronto(オンタリオ)
そう、なんとカナダではトロントのここだけ。ショーに含まれているのは「食事(コース)」「騎士のチャンバラ」「騎士の乗馬ショー」etc…。
今回のぼくのように誕生日パーティーや記念日などで家族、恋人、友人とショーを楽しみにくる人が多いようです。
ショー開始前から「その気」にさせる演出
他の8拠点はお城のレプリカを会場としているのですが、トロント拠点だけは旧政府の建物の中にお城があるという、ちょっと「世界観壊れてね?」とツッコんでしまいたくなるようなたたずまいとなっています。
建物前にはすでに列ができており、城の門が開くのをみんな待っています。門が開くとこんな感じに。オォー、城だ!
ぼくたちもチケットは事前予約をしていたので、自分たちの番がきたらチケットを受けとって城内に入ります。写真に映っているように、城内の壁には武器や道具などが飾られており、内装からジワジワと来場者を「その気」にさせる設定となっているのも嬉しい。スタッフもみんな中世の時代を思わせる質素な衣装で接客をしてくれます。
チケットにはテーブル席番号と色が記されています。
実はこのショーでは来場者が6つの色のチームに振り分けられ、各チームの代表となる騎士を応援することとなります。
城内にはバーカウンターやショップ、トロント城の王の台座が設けられており、ショーが開始するまでここのスペースで時間を過ごすことになります。ぼくは試しませんでしたが、誕生日を王様が祝ってくれるという特典もあるようですよ!
時間になるとアリーナ席へ移ります。テーブル席も各色ごとのブロックに別れており、みんなで大声をだして自分のチームを盛り上げるわけです。「キャー」「ブー」「ウォー」とみんな奇声をあげてどんちゃん騒ぎ(笑)まさに野蛮!これぞ中世!といった具合でしょうか。
アリーナがむちゃくちゃ広くて、このあたりからテンション上がってきます。
食事もワイルドに手づかみで!
食事はコースとなっています。メニューはざっとこんな感じ。
- トマトスープ
- パン
- 鳥(半分)の丸焼き
- 焼きポテト、焼きトウモロコシ
- タルトみたいなデザート
もちろんここでも面白い演出が仕込まれています。まず、石でできているような風の食器に料理が運ばれ、最後のデザート以外はフォークやナイフはついてきません。スープにはとってが付いていてみんな口をつけてすするようにいただくわけです。
鳥肉はもちろん小分けにされていないので、豪快に手が掴んでムシャッとかぶりつくわけです。んー、豪快。塩味が足りないので、テーブルの塩、コショウ、ホットソースをガンガンふってやりました。
そろそろお気づきだと思いますが、料理は決して美味しいとは言えません。しかし贅沢を言ってはいけない。当時はこんな質素で、味付けもシンプルな食事が当たり前だったのだろう…と頑張って中世という時代に思いを馳せながら一口一口を噛み締めるようにしていただきます。
迫力のある騎士たちのチャンバラを観戦
ショーが始まると、各チームの代表となる騎士が一人一人馬に乗って登場します。自分たちの騎士が前にくるとドワっと盛り上がります。
あとはトーナメント形式で、騎士が馬の上から槍で的をうち抜いたり、馬で走りながら相手の盾を槍で突いたり、剣でばちばちチャンバラをやってみせたりと、まぁそれはそれはなかなか野蛮で迫力のあるショーとなっています。またショーの中では王様や騎士たちのやりとりもあるため、一つの物語を見ているような感覚になります。
値段はなかなかするけど、誕生日にいかが?
これらの全てのコンテンツで大人チケットは65.95ドル(約5710円)。アルコール代は含まれていないので、お酒を飲む人だと結構出費は膨らみます。まぁ料理はおまけだと思ってちょっとショーを楽しむ感覚であれば全然許容範囲なのでは?
また、なんと誕生日は無料となります!2人で行くと1人分の料金だけでよくなるのです。これを使わない手はないでしょう!確かこの特典を受けられる有効な期間は誕生日から1ヶ月だったはず。ぼくたちも今回この特典を使わせてもらいました。
▶︎Medieval Times Dinner & Tournament
トロントに住んでいて中世が好きな人、ぜひ一度足を運んでみてはどうでしょう?なかなか思い出に残る素敵な体験ができるかもしれませんよ。
Doga