どうも、ホームオートメーションにハマっているDoga(@DogadogaTv)です。
皆さん、いきなりですが、掃除は好きですか?ぼくは大嫌いです!いや、もちろん部屋が綺麗になるのは好きなんですが、「掃除機をかける」という行為自体が嫌いなんです。
完全に私ごとですが、ぼくの嫌いな家事BEST3が「皿洗い」、「洗濯物干し」、そしてこの「掃除機かけ」。どれも、綺麗にするための行為なんですが、その行為をしている時間がとにかく勿体無いと感じてしまうからです。
最近は、皿洗いは食洗機でクリアできますし、洗濯物干しも乾燥機を使えば干す作業が不要になります。これらの家事を自動化するだけでどれだけの時間を捻出できるでしょう?それなら、掃除機も自動化させてもっと時間を有効活用しましょうよ!…というノリでロボット掃除機をついにポチってしまいました。前からずっと気になっていたんですよねー。
ぼくが今回初めて購入したロボット掃除機は中国の会社ILIFEが手がける「ILIFE V3 Pro」というモデル。今日はこのロボット掃除機を3週間ほど使ってみた感想を皆さんに共有していきたいと思います!
目次
なぜロボット掃除機「ILIFE V3 Pro」を選んだのか?
ロボット掃除機と言えばやはり一番有名なのが「iRobot」の「ルンバ(Roomba)」でしょう。最近のルンバはアプリで操作できたり、Google Homeに対応するようになったり、バーチャルウォールモード(見えない壁を構築)を搭載していたり、高度なナビゲーションとセンサーを搭載していたりと、とにかくハイテクです。
しかし、その値段は…最新の高い上位モデル(ルンバ980)で12万5000円しますし、最安モデル(ルンバ622)でもアマゾンで3万円ちょっと。
ロボット掃除機はずいぶん前から使っている人も多く、ルンバの知名度は高いものの、ロボット掃除機初心者のぼくからすると、いきなり掃除機に3万円も費やすのはなかなかハードルが高かった…。「ロボットが自動で部屋の中を綺麗にしてくれる」というのがもはや神話にすら思えていた部分もあったので。ということで、ルンバはスキップしました。
そこで行き着いたのがコスパがいいことで有名なILIFEシリーズだったというわけです。ちなみに、ぼくが選んだILIFE V3 Proは2017年10月時点、日本のアマゾンでは一番安く買える下位モデルです。
値段は最安ルンバの約半額ほど。カナダのAmazonでもレビュー評価はかなり高いようですし、YouTube動画でもかなりリサーチしました。
これはいくしかないでしょう!ポチ…という流れに。
「ILIFE V3 Pro」の基本機能
ILIFE V3 Proの基本機能は以下。
- 自動掃除、自動充電、自衝突防止・落下防止センサー、予約機能。
- 強力な吸引力と排気量で、ペットの毛やホコリを効率的に清掃できます。
- 薄く丸型のデザインで家具の下に隠れたゴミも掃除できます。壁沿いにロボット掃除機を動かすことができるので、部屋の四隅の清掃にもしっかり対応できます。
- 簡単に操作できます。“clean”ボタンを押すだけで、簡単に起動させることができます。
- 減衰無しの長時間持ちバッテリーによって、最大120分間の連続使用ができます。電池の使用寿命が長く2年間持つ。(Amazonより)
ぼくの中の決め手は、自動で充電ドックに戻ってくれるということと、タイマー予約機能です。これで、外出中に動かすこともできるようになるからです。
贅沢を言えば、うちにあるGoogle Homeを使って声で操作ができればなお良かったのですが、それを可能にする裏技はありますので、そちらは準備が整い次第別途記事にしようと思います。
開封の儀
それでは、早速開けていきましょー!
本体はこんな感じ。意外と小さいですね。
同梱物は、以下となります。
- 本体
- 替えのブラシ×2(左右2つで1セット)
- 替えのダストタンクフィルター×2
- 取扱説明書×2
- リモコン
- 充電ドック
- 充電ドック用電源アダプタ
使ってみて生活は激変?
まず、単刀直入に結果を伝えておきます。
冗談抜きでかなり生活が楽になりました!
いやー、驚きましたね。ロボット掃除機がここまで便利だとは思ってもいませんでした。正直、安い中華系のロボット掃除機をナメていましたね。なんでもっと前から使っていなかったんだろうと思うくらいに、便利です。
では、具体的にどのように便利なのかお伝えしていきますね。
「しっかり」とチリやほこりを吸い取ってくれる!
いや、当然と言えば、当然。ですが、ぼくが最も不安視していたところでもあります。自動で動く掃除機なんて「大した吸引力もないだろう」とか、「隅々まで掃除できるわけがない」とか、心の中で大目にみてやろうくらいに思っていました。
しかし、使ってみたらまぁ驚きました。コイツがしっかり隅々まで綺麗に掃除してくれるんですよ!毎日掃除していてもチリやほこりは溜まるもんなんですね。毎日、それくらいきっちりと掃除してくれます。
しかも、自衝突防止・落下防止センサーが付いているので、障害物を認識しながら、隅々まで掃除してくれます。テーブルの脚もクルクルと回って掃除してくれますし、うちの薄めのカーペットの段差であれば、多少つまずくことはあるものの問題なく乗り越えてくれます。
そして、何より普段手の届かないソファの下や、ベッドの下までスイスイと掃除してくれるので、普段自分で掃除機をかけるよりも圧倒的に効率的な掃除をしてくれているのがわかります。
掃除をし終わると、本体からダストボックスを取り出し、とったゴミやチリを綺麗に取り除くだけ。
自動で充電ドックに戻ってくれる!
これが嬉しい。出かける前にリモコンでぽちっとスイッチを入れれば、自動で充電ドックから出て掃除を開始してくれます。ぼくはソファ下の壁側に充電ドックをセットしているんですが、ソファ下からのそっと顔を出してくれると妙にコイツが可愛らしく見えてくるから不思議。
充電が切れそうになったり、ある程度の時間掃除をすると自動でドックに戻ってくれます。最大駆動時間は2時間なので、長くても2時間以内には掃除を終えてくれるというわけです。
またスケジュール予約も設定できるので、毎日決まった時刻に自動起動させることもできるんですよ。外出中にも勝手に起動してくれるのは嬉しいですね。
やっぱり弱点も?
気に入った点の方が大きいのですが、やはり多少の弱点もあります。
床の小物やコードに絡まることも
これは要注意です。スマホのコードや、コードの途中についているタグみたいなものも絡まりやすい。絡まって動けなくなると自動で止まってくれることにはなっているのですが、ロボット掃除機を放つ前に床を多少整理しておく必要はあるでしょう。
もしかしたら、ロボット掃除機全般の話かもしれませんが、「掃除の前に掃除する」というなんともよくわからない状態になるわけです。
同じところを行ったり来たりする
掃除が終わると、自ら充電ドックに戻ってくれるのですが、マッピング機能がついていないので、たまに充電ドックが見つけられずいつまで経ってもウロウロと部屋の中を動き回っています。また、一度通ったところも何度も掃除してしまいます。
何度も同じところを行ったり来たりしているのを見ていると多少イラっとしてしまうのですが、それくらい丁寧に細かく掃除してくれていると思えば、まぁなんとか許せるかなといった感じです。
結論:エントリーモデルとしては最強
ということでこのiLife V3 Proは、エントリーモデルとしては最強だと思いました。
上を見ると、もっと高性能なロボット掃除機はありますし、それらはさらに便利なことでしょう。ただ、まだ大金を出すほどロボット掃除機を信用できていないというぼくのような人にこそ一度使ってもらいたいモデルと言えますね、これは。
値段のわりに、意外とやってくれますよ、こいつ。ぼくも使い始めてから普通の掃除機を一切使わなくなりましたからね。ロボット掃除機に興味をもっていたという人は、ぜひ試してみてはどうでしょうか!
ただ、部屋の間取りや段差の有無によってはロボット掃除機を使えいないケースもあると思うので、購入前に改めて自分の部屋の間取りは確認しておいた方がいいと思います。
実際に動いている様子を確認したい人は、動画でもレビューをしていますので、こちらをどうぞ!
Doga(@DogadogaTv)