どうも、Pixel 2をいじいじするのにハマっているDoga(@DogadogaTv)です。




このPixel 2のOSのバージョンは購入当初8.0(Oreo)だったんですが、先日ようやく待ちに待った8.1へとバージョンアップされました。そして、新たに追加された仕様変更で楽しみにしていたものの一つが「 ARステッカー」です。

数日このARステッカーを使ってみましたので、そのレビューをしたいと思います!

「ARステッカー」とは?「ARCore」とは?

「ARステッカー」とは、その名のとおりAR(拡張現実)を用いたステッカーのことです。カメラ撮影や動画撮影時にARのステッカーを貼ることができ、ユニークな画を撮ることができるということで話題となっていました。

この機能は、Google(グーグル)のもつARプラットフォーム「ARCore」を応用した技術で、追加のハードウェアを必要とせず、スマホに搭載されたカメラとモーションセンサーのみを使ってARを可能にします。

言うなれば、Apple(アップル)のAR技術「ARKit」に近い存在と言っても過言ではないでしょう。

ARCoreそのものは、本記事執筆時点ではPixelシリーズとGalaxy S8にしか対応していない技術ですが、今後、ある程度性能の高いカメラとセンサーを積んだスマホにも少しずつ対応していくことが予想されています。

今回のARステッカーは、そんなARCoreの技術を応用したカメラステッカーというわけですね。



早速ARステッカーを使ってみた!

早速使ってみましたよー!特に追加のアプリをダウンロードする必要はありません。OSを8.1にアップデートすると、自動でカメラの設定画面に加えられています。

今のところ使えるARステッカーのキャラクターは『Star Wars(スター・ウォーズ)』、『Stranger Things(ストレンジャー・シングズ)』、ARテキスト、オリジナルのキャラクターが数種類と、決してまだ多くありません。

個人的に『ストレンジャー・シングズ』も、『スター・ウォーズ』も好きな作品なので、それだけでも少し興奮してしまいました。

最初はカメラを床やテーブルなどの平面な場所にかざすよう指示が表示されます。グリグリと平面を読み取らせると、ARステッカーを配置できる面の印が表示されますので、あとは左にあるステッカーをドラッグ&ドロップするだけ。

ピンチ操作でサイズの大小や向きを自由に変更でき、配置もいつでも変更可能。何もしていなくても勝手に動き出したり、話し出したりしますので、見ているだけで結構面白いですよ。

ちなみに、ステッカーはいくらでも挿し込むことができるみたいで、組み合わせればなかなか面白い画も撮れそうですよね!以下は14匹のPorg…。

画面内にはゴミ箱のマークが表示されていますので、押せばステッカーを一つずつ(もしくは一気に)削除することが可能です。

写真より動画の方が未来感がある

もちろん写真も面白いのですが、個人的には動画の方が面白いなぁと感じました。また、YouTube動画などで、普通の動画材料と合わせればなかなか面白い動画が作れそうな予感がします。

人が立つと、ステッカーの上に自分が覆いかぶさってしまうこともあるため、リアルな画を撮るには少しコツもいりそうです。

しかもキャラクターの組み合わせによっては、別のスタンプと隠れアクションを発動するものもあるんですよ?ユーモアがあっていいですね。

ただ少し気になった点も…

ARステッカーで撮影すると、かなり解像度が落ちている点が気になりました。たとえば、先ほどのPorgの写真はメインカメラで撮影したのですが、サイズは約390KBです。

普段メインカメラで撮影すると、当たり前のように3.5MBくらいあるので、ARステッカーモードに切り替えることでカメラの解像度がガクッと落ちているんですよね。見た目も荒い気がします。

当たり前といえば当たり前ですが、暗闇だとなかなかヒドい写りになるので、あまり使えたものではありません。ARステッカーの方は解像度など関係なく、バッチリとくっきり写っているので余計に違いが目立ちます(笑)

先ほどのストームトルーパーの動画のように、明るい部屋だと多少クオリティーが上がってるように見えるので、できる限り光の多い場所で使う方が良さそうですね。今後ソフトウェアのアップデートで、普段のカメラ並みの解像度を維持してくれれば言うことなしなんですが。

あと、ステッカーのバリエーションももっと増えてくれば嬉しいですね。

まとめ

ARステッカーは、ARCoreの技術を簡単に楽しめるユニークな新機能です。しかも写真だけでなく動画も撮影できる点が個人的にはすごく気に入りました。近々、このPixel 2で撮影した素材を混ぜて、YouTube動画を作成してみようかな。

ARステッカーモードに切り替えると、カメラの解像度がかなり落ちる点と、ステッカーのバリエーションがまだ少ない点は、今後のアップデートで変わることを期待したいところです。

まだ日本では発売されていないPixel 2ですが、今後もこういった新しい機能をブログやYouTubeチャンネルの方で更新していきますので、お楽しみにー!

▶︎YouTubeでもレビューしました。

Doga(@DogadogaTv

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