どうも、Oculus QuestユーザーのDoga(@DogadogaTv)です。
カナダ在住のぼくですが、こちらも同じく新型コロナの影響で在宅勤務、自宅待機が当たり前の日常となってしまいました。すると、当然ながら今まで以上に自宅で過ごす時間が増えるわけです。
ぼくのまわりには、ジグソーパズルやボードゲームを始めたって人が多くいます。ぼくもそれを考えたんですが、ぼくが代わりに選んだ時間つぶし方法がこれ!
そう、VRヘッドセットのOculus Questです。半年くらい前に購入したものなんですが、外に出られない、だけど自由に世界を歩き回りたい…そんな思いを叶えてくれる今にぴったりなスーパーガジェットです。
このOculus Questでいくつかゲームをやっているんですが、今回はそんなぼくがバッチリはまっている卓球ゲーム「Eleven Table Tennis」について紹介したいと思います。
先にいっておくと、このゲーム、かなりリアルです。単にゲームとして楽しいのではなく、ちゃんと卓球として楽しいんです。今回はそのあたりをうまくお伝えできればと。
圧倒的にリアルな卓球体験

Eleven Table Tennisは、数年前からVR向けに発売されている卓球ゲームで、Oculus Questにも2020年2月から配信が開始されました。Oculus版リリース開始からなんと約2週間で1万2000本もダウンロードされたという大人気アプリです。
どんなゲームかイメージをつかみたいひとは、BMFというYouTuberの方の以下動画をチラッとみてみてください。
はい、どうですか?もう何を言いたいか理解できたんじゃないでしょうか。そう、この卓球ゲーム、ものすごくリアルなんです。
VRの世界の架空の部屋の中でただひたすら卓球をプレイします。練習モードで目標を狙って打ち込むのもよし、CPUとひたらすら試合をするのもよし、細かく作り込まれた部屋の中をながめたり、適当に壁や家具に向かって卓球玉を打ちまくるのもよしの、なんでもアリな卓球ワールド。

このゲームの一番の魅力は、玉を打った時の感度(強弱)、音、軌道がかぎりなく現実のものに近いという点です。ぼくは、それほど上手くありませんが、一応過去に数年卓球をかじったことがあり、今でもバーでよくプレイします。
おそらくそんなぼくレベルの人間なら、最初この精度には驚くはずです。ラケットを傾けて打てばちゃんとカッティングもききますし、もちろん逆回転やトップスピンを強くかけたりもでき、現実の卓球で使うテクニックが限りなくリアルに再現されています。
もちろんラケットの左右を切り替えたり、玉や卓球台のカラーを変えたり、スピン速度感度を変えたりとけっこう細かく微調整ができるのも奥が深いです。
世界中の人たちとオンラインで卓球

自宅待機が続き、誰かと話したいと思うこともあるでしょう。そんなときは、オンライン対戦機能で、世界中のプレイヤーとマイクをつかって試合をすることもできるんです。
ぼくがカナダ在住だからか、プレイヤーは海外の人が多い印象ですが、これが結構面白いです。
英語でのコミュニケーションが苦手な方は、相手の頭の動きや手の動きも感知しているので、簡単なボディーランゲージでコミュニケーションするのもいいでしょう。
当たり前なんですが、上手い人はマジで上手い。過去に一度、試合をして全然歯が立たなかった相手に「きみ、たぶん実際の卓球もめちゃくちゃ上手いんじゃない?」って聞いたことがあったんですが、「うん、結構上手いほうかも」って答えてました(笑)
もしくは、実際の友達と二人でおしゃべりしながらオンラインで試合するのもいいかもしれませんね。
没入感がありすぎてこんなミスも

ラリーが続くと本気でうっすら汗をかいてくるほど、しっかりとした卓球体験ができるので、運動不足になりがちな今にもピッタリです。
ぼくなんて一度、ネット際に返ってきたボールを、卓球台に手をついて打ち返そうとしたことがあり、もちろんご想像の通り前のめりになって床に転げ落ちたことがあるほど…。卓球をプレイした事がある人ならわかると思いますが、条件反射的に身体が反応するんですよね。
右腕と膝を強打しました(笑)それくらい没入感があるんです。転げ落ちたぼくも、床の上で情けないような、そのリアルさに興奮したような、なんとも複雑な苦悶の表情を浮かべていたそうです(パートナー曰く)。
有料だけれど卓球好きならやる価値あり
アプリはOculusストアで1990円と決して安いゲームとはいえませんが、正直これはもとを十分とれるくらいしっかり遊べるゲームです。新型コロナの影響で家にいることが多くなった今だからこそ、楽しく自宅で汗をかくにはピッタリ!
ちょっと楽しめるゲームアプリを探してるというレベルの人が手を出すには高いアプリかもしれませんが、卓球好きの人なら絶対買ってみて損はないはず。
いつこの新型コロナの状況が改善し、自宅待機が解けるかはまだわかりませんが、今回を機にVRヘッドセットの価値や可能性に注目する人や企業も増えたはずです。今回を期に、一気にVR技術の進化が進むといいですね。
Doga(@DogadogaTv)