どうも、2015年からカナダで暮らしているDoga(@DogadogaTv)です。なんだか久しぶりの投稿になっちゃいました。




特にガジェット関連以外の記事を投稿するのは本当に久しぶりです。もともとガジェット関連以外のネタに興味があった人たちのあいだで、どれくらい多くの方がこのブログを追ってくれているのか定かではありませんが、今日は非ガジェットな話をしたいと思います。

そう、タイトルにもあるとおり、カナダを去る決心をしました。まず、一応、軽くこれまでのぼくのカナダでの遍歴を紹介しておきますね。

2015年にワーキングホリデーとして今のパートナーとトロントへ移住。2016年に結婚し、永住権を取得。現地カレッジで1年間HR Managementコースへ通い、Co-opという就労研修プログラムで現地シニアケア業界のスタートアップでリクルーターとして採用される。そのまま本採用してもらい10ヶ月ほど働いたのち、知り合いのネットワークを通じて、2019年より現在カナダの通信業界で組織人事(HRBP/HR Manager)というポジションで仕事をして生活しています。プライベートでは愛猫のLumen(ルーメン)とパートナーと3人で仲睦まじく平穏に暮らせています。

カナダを去る決心をしたワケ

ぼくたちは約6年間暮らしたカナダを去り、アイルランドへ移住する決心をしました。それも2021年の今年中に。

これはべつにカナダやトロントが特別嫌いになったからとかではありません。まず前提としてあるのは、ぼくたちはカナダ移住前から特に「カナダ」という国に執着していたわけではありませんでした。カナダへ決めた理由はこちらの記事で書いています。

海外旅行する機会を増やしたい

理由はいくつかあるのですが、一番は、ヨーローッパに住んだほうが海外旅行できる機会、頻度が圧倒的に増える(と思う)から、これです。

たとえば、トロントから海外旅行をする人たちの定番となると、近場のメキシコとかアイスランド、アメリカが多い印象です。あとは国内で旅行をするか。もちろんアジアやヨーローッパへの旅行をする人もいますが、長期休暇をとってガッツリ旅行するのが一般的です。

カナダの現地企業では最低2週間(10日間)か3週間(15日間)の有休付与が一般的です。ぼくは3週間ありますが、自分のパートナーは2週間です。ここで、ヨーロッパやアジアへ旅行をしようとすると、だいたい往復の移動で4日は消えます。

これだと現地で滞在して旅行を楽しむのに使える時間が限られてしまうのは想像がつくのではないでしょうか?もちろん距離が大きいぶん、航空券も高くつきます。

人によるものの、この状況だと1年のうち海外旅行できる機会なんて本当にあってないようなもんです。もちろんコロナの影響がない時期の話をしています。

ヨーローッパ内だとLCCを使えば数千円とかで週末を使ってサクッと旅行することも可能です。このハードルの高さの違いは圧倒的だと思います。そんな環境がとにかく羨ましい。

とにかく海外旅行が生きがいなぼくのパートナーは、この状況で6年間のうちにこれまでかなりのストレスをためてきていたようで、今後もこんな状態でただただ生活してくのは嫌だとのこと。ぼくもそれには強く共感しました。

考えてみると、結局ぼくもいまカナダに残っている理由って、仕事のためだけなんですよね。仲のいい友人と離れるのは悲しいですが、この土地に執着がないため、ただただ仕事してお金稼いで生活して…と、なんとなく歳を重ねている状態が残念に感じました。そもそも、今のここでの時間がもったいないという焦りすら感じてきています。

アイルランドにいる家族

もう一つの理由は、アイルランドにはパートナーの家族が住んでいることです。ぼくたちはカナダに家族がいません。

比較的家族との関係に依存しないぼくたちの場合、これまでそれは大きな問題ではなかったのですが、やはり頼れる家族が近くにいるということのありがたさ、嬉しさはこの歳になって少しずつわかってきました。

アイルランドへの移住後は義理両親の家にしばらくおじゃますることになりますし、アイルランドに家族がいることは、アイルランド移住への大きな後押しとなりました。



アイルランド移住の計画

本来なら今すぐにでも準備をはじめて、アイルランドへ発ちたいところなのですが、コロナの影響でいまはその計画をずらしているところです。トロント〜ダブリン間の飛行機は経由便であれば飛んでいるのですが、直通便はコロナの影響で現在停止中です。

愛猫も一緒にアイルランドへ移住するので、やはり直通便でないと猫への負担やリスクが大きく、難しいのが現実です。

噂によると7月ころには直通便が再開するのでは?という話もあるので、早くて夏ころにはアイルランドへ移住できればと計画しているところです。

ビザに関しては、パートナーがアイルランド国籍をもっているので、ぼくもファミリープログラムを通して取得することができるみたいです。このあたりもまた別記事にしようかな。

直近では、自分のパスポートの更新手続きを進めているのと、愛車を知り合いに引き渡したところです。

今後の不安

もちろん不安がないわけではありません。当然ながら、まずはコロナ関連です。猫を連れた上での移動がスムーズに進むのか、ぼくたち自身が感染しないか、他人を感染させないか、いつワクチンを打てるのか、など不確定要素があまりにも多いため、精神的にはかなり不安です。

また、移住後の現地での仕事についてです。カナダ移民で十分学びましたが、外国人移民として現地の会社で仕事をゲットするのはそう簡単なことではありません。ぼくのような非技術職で、かつ労働基準法などの知識を必要とする人事職だと特に。

これは移住あとに必ず訪れる一番大きな課題になると思います。これに関してはこれからリサーチ、計画をたてるので、また改めて別の記事でまとめようと思います。

また、結局アイルランドへ移住してもコロナの影響や別の理由で旅行ができず、なんだかんだ残念なかたちになるんじゃないかという不安だってあります。

ただ、不安はどこにいても同じことだと思います。これまでのように、自分がやりたいと思ったことに正直になり、パートナーと一緒に協力しながら乗り切っていけると信じています。

 

以上、つらつらとカナダを去る決心をした理由とアイルランドへの移住についてのご報告でした。なんだか久々に自分のことを真面目に書いた気が…(笑)

せっかく自分のブログがあるのに、全然更新ができていなかったことがもったいないので、今後はガジェット関連に合わせて、こういう心境の変化や現状報告、アイルランド情報の発信などでもまた開始していこうと思います。

 

Doga(@DogadogaTv

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